初代黒咲りんのグッズと、コミケへのサークル出展について
- ポコ
- 2020年7月24日
- 読了時間: 7分
更新日:2021年11月19日
ここでは、初代黒咲りんの活動時期に発売された公式グッズについて紹介します。
販売は、通販とコミックマーケットにて行われました。
また、コミックマーケットでの販売にあたっての、黒咲りんの運営側の問題点について、あわせて述べさせていただきます。
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目次
初代黒咲りんのグッズ
Twitterアカウントは現在二代目黒咲りんが管理しており、現在のタイムライン・
アイコン・プロフィールには性的なコンテンツが含まれるなど、初代黒咲りんの
イメージを損なう可能性がありますのでご注意ください。
上記のツイートの画像に、すべてのグッズの写真が掲載されています。
①初出:コミックマーケット95(以下C95)(2018年12月31日)
パスケース 800円
アクリルスタンド 1200円
(ともに、コミックマーケット96でも頒布)
②初出:通販(2019年3月7日)
Tシャツ(3色) 各3800円
(コミックマーケット96でも頒布)
③初出:コミックマーケット96(以下C96)(2019年8月12日)
CD「KURORIN」 1000円
缶バッジ5種 500円 or 300円
手書きサイン入りうちわ 500円
ポストカード 100円
Tシャツ第2弾 3800円
ステッカー 300円
コミックマーケット出展の問題点(規約違反の疑い)
コミックマーケット(以下、コミケ、コミケット)への出展には、サークルスペースへの「サークル参加」、企業ブースへの「企業参加」があります。
「黒咲りん」はサークルスペースに出展したので、サークル参加となります。
さて、別のページでも述べている通り、黒咲りんは企業が運営しています。しかし、企業がサークルとして参加することに問題がある可能性があります。
コミケ運営は、サークル参加者に「コミケットアピール」を送付し、サークル参加者全員がこれを熟読することを求めています。
このコミケットアピールには、サークルに対し、いくつかの禁止事項を設けています。
コミケットアピール6ページ目
4. 諸注意・お願い
4.1 頒布についての注意
■頒布・提供禁止物
② コミケットの趣旨に反する物。法人が発行・制作した物、
法人主催イベントの入場券。古物。
この「コミケットの趣旨に反する物。法人が発行・制作した物(以下略)」については、さらに次の通り詳しく記述されています。
コミケットアピール7ページ目
4.5 サークルへのお願い
■ 同人誌に関するお願い
(前略)以下の参加・活動については、コミケットの理念に反するため、
認められません。
● 法人がサークルとして参加すること。
● 法人が発行・制作した本・グッズ 等を頒布すること。
● 制作資金を法人が負担した本・グッズ 等を頒布すること。
● 商業媒体において、単なる紹介ではなく連動企画として取り上げられる
ような本・グッズ 等を頒布すること。
1、「法人がサークルとして参加すること。」
法人がサークルとして参加することは禁止されていますが、法人の中の人が個人的に申し込んで参加したとすれば問題があるとは言い切れません。
2、「法人が発行・制作した本・グッズ 等を頒布すること。」
会場で頒布されたグッズが、法人が発行・制作したものであれば問題です。
しかしこれも、法人の中の人が個人的に発行・制作したものであれば問題はないことになります。
では今回の場合はどうでしょうか?
頒布されたグッズは、秋田書店のサイトでも通販されています。
パスケース(C95、C96頒布物)
アクリルスタンド(C95、C96頒布物)
Tシャツ(3色)、手書きサイン入りうちわ(C96頒布物)
缶バッジ3種、ポストカード(C96頒布物)
缶バッジ2種(C96頒布物)
Tシャツ第2弾、手書きサイン入りうちわ(C96頒布物)
これらのページの中で、「製作:株式会社DDR8」とはっきり書かれています。
明らかに法人が制作したグッズをコミケでサークルとして頒布しており、コミケの規約に反しています。(株式会社DDR8は黒咲りんの運営とされている会社です(参照))
3、「制作資金を法人が負担した本・グッズ 等を頒布すること。」
こちらも上記2と同様に、コミケの規約に反しています。
4、「商業媒体において、単なる紹介ではなく連動企画として取り上げられるような
本・グッズ 等を頒布すること。」
Twitter等で紹介していた程度であり、こちらは問題は無いと思われます。
考察
法人が制作したグッズは、サークル参加で頒布することは認められていません。
コミケで頒布するのであれば、企業ブースにて頒布するべきです。
しかし、下記の通り、サークルにて頒布していました。
●コミケでのグッズ頒布履歴(未遂含む)
・C95で、某サークルに委託して頒布
・C96で、自らサークル参加して頒布
・さらにC98にもサークル参加申し込みをしていたことを公言しています。
(C98参加申込時期は二代目活動時期)
(C98は新型コロナの影響でコミケ自体が中止)
法律を犯しているわけではありませんが、企業でありながらコミケの規約を犯しているのは企業としての姿勢を疑わざるを得ません。
規約を守らない企業の姿勢はもちろん問題です。
しかし問題は企業の姿勢にとどまった話ではありません。
過去数年の実績を見て、コミケに参加できるサークルは32,000~36,000程です。
それに対し、申し込むサークルは42,000~51,000程であり、3割程度のサークルは参加したくても参加できずに落選してしまいます。
そんな状況であるにもかかわらず、企業が規約を守らずに当選したことで、それに伴って、当選するはずだった別の誰かが落選したことになります。
・参考サイト:コミケの当落の割合はどれくらいなのか、調べてみた
この行為は、日本中の、42,000~51,000程いるサークル、同人作家の方たちを敵に回す行為と言っても過言ではないでしょう。
コミケットアピールにも記載している通り、コミケットは表現の可能性を追求することを目的としており、その理念を理解し、過度に営利を追求する活動は慎むよう求められています。
ここで言っている規約は、その理念を守るために設けられているものです。
営利を目的とした企業によって、表現の場を奪われたサークルが生じてしまったことは許されることではないのではないでしょうか。
また、後述しますが、表現の場を奪われたサークルは2サークルです。
念のために書いておきますが、別ページでも述べましたが、初代黒咲りんは、運営と魂との間の意思疎通が疎かである可能性が高いこと、重要事項について魂に裁量権がない可能性が高いことにより、この件も、営利を求めるために、黒咲りんの運営会社が主導して、コミケに申し込み、グッズを準備して頒布したことで起きた問題であると思われます。
よって、魂には責任は無いと主張させて頂きます。
兎目まるとの合体申込
VTuber兎目まるについては別ページ参照
C96では、兎目まるもサークル参加しており、黒咲りんと兎目まるは隣同士に配置されていました。
隣同士に配置されるように申し込むことを合体申込といいます。
黒咲りんと兎目まるが合体申込であり、ひいては二人が同じ企業所属である可能性が高いです。
その可能性を補強する状況証拠となるのが、黒咲りんのスペースへv-tuber zero / ZERO Projectが販売委託した件です。
v-tuber zero はTwitterで、黒咲りんのスペースで委託販売すると再三言っていましたが、実際に頒布物を並べているのは、黒咲りんのスペースではなく、その隣の兎目まるのスペースです。
もし合体申込ではなく、無関係な二人がたまたま隣同士になっただけなのだとしたら、このような頒布形態となることが考えられません。
兎目まるのスペースを、黒咲りんのスペースだと言って使えるほど融通が利くということは、二人とも同じ団体(企業)所属であるからと考えるのが自然です。
兎目まるとしてみれば、自分のスペースのほぼ半分を削られたのに、黒咲りんが提供したことになってしまいました。
兎目まるについては別ページでも記事にしていますが、つくづく不遇な存在ですね…。
ちなみにv-tuber zeroは、株式会社DDR8がVTuberの魂のオーディションを開催することを記事にする際、株式会社DDR8が3人のVTuberを運営しているということを知っていました。(参照)
(他の2つのニュースサイトでは、3人のVTuberを運営していることが書かれていない。)
このことからも、v-tuber zeroは株式会社DDR8の内部事情をある程度知っていることがわかりますし、黒咲りんと兎目まるが同じ企業である可能性が高いことがわかります。
v-tuber zeroが(当時)法人なのかどうか、その販売物が法人が制作したものなのかは知りませんが、もしそうだとしたら、その委託販売を受け入れた黒咲りん運営がさらに規約違反を重ねたことになります。
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